ソニーの電子書籍端末、「Reader」に新型が発売されることが発表されました。
■[Internet Watch]ソニー電子書籍リーダー「Reader」新モデル、9980円で9月21日発売。電子ペーパーの白黒反転を改良
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120903_557155.html
ソニー株式会社は、6型電子ペーパーを搭載した電子書籍リーダー「Reader」Wi-Fiモデルの新機種となる「PRS-T2」を9月21日に発売する。価格は9980円。本体カラーはブラック、レッド、ホワイトの3種類。
すでにアメリカでは8月に発売されているモデルの日本語版です。スペックなどは上記リンクを参照下さい。現行の「PRS-T1」の改良版なので機能的には大きな進歩はありませんが、注目はその価格です。
■楽天koboを強く意識した強気の価格設定
楽天koboを意識してか、従来機より大幅に価格を下げて、定価ベースで1万円を切る強気の価格設定になっています(>店頭の値引きを考えると8千円代?)。
書籍の冊数では(現状では)楽天koboが3万冊に対して、ソニーReaderは6万冊と、約2倍の蔵書があり、ソニーの方に歩がある状況ですので、「とりあえず1台目の電子書籍専用端末」として PRS-T2 を選ぶというのも充分「アリ」だと思います。(>2〜3年したら状況が変わるかもしれませんが)
近日中に(9月中という噂も?)、Amazon Kindle の日本発売も控えているだけに、今後の「電子書籍専用端末」の動向には目が離せません。