「カツマーと呼ばれる人たちはまるで新興宗教の信者のようだ」

と言う人がいますが。
例えばコチラ。

 それにしても「起きていることはすべて正しい」といった究極のポジティビティは、何かに似ていないだろうか。私は不謹慎ながら、新興宗教の教義を連想してしまった。
「勝間和代ブーム」を、一種の新興宗教であるとする論調は、すでにブログなどを中心にちらほらと見受けられる。カリスマ的な教祖がいて、教祖のイコンが流布していて、教義が書かれた教典があって、メディアを通じて教祖のご託宣が伝えられ、信者がそれに群がるさまは、たしかに宗教めいて見えないこともない。

んーーー、だったらいっそのこと本当に「宗教」にしちゃったら?

名前は「カツマー教」。
現人神は「<カツマカズヨ>」。
経典は「<カツマカズヨ>の著書」。
ミッションは「日本を変えよう!」
(男女共同参画、少子化対策、若年層雇用制度改革、イノベーション推進、高等教育改革etc.)
教義は「『三毒追放』、『起きていることはすべて正しい』」。
神器は「レッツノートと自転車とICレコーダー」。
活動は「<カツマカズヨ>の著書に書かれていることの実践」。
まず手始めに、まねてみたり、断ってみたり、目立ってみたり、お金を銀行に預けなかったり、会社に人生を預けなかったり。

結果的に本人が「幸せ」を感じられるだったら、それでいいんじゃーね?
別に他人に迷惑をかけているわけじゃないんだしさ。

・・・と、なんでこんな与太話な妄想をしているのかというと、今月のちくま新書の新刊で『完全教祖マニュアル』というのが出てて、今、それを読んでいるんですが、「教祖のなり方」とか「新興宗教の運営の仕方」など、従来のメジャーな宗教団体をパロディ化しながらビジネスモデルとして解いていく、という内容で、これが結構バカバカしくておもしろかったりしてます。
んで、ここで紹介されている<宗教>のビジネスモデルが、<カツマー商法>のビジネスモデルとよく似ているんですわ。
勝間和代さんがそれを意図しているのか偶然そうなっちゃっているのかはわかりませんが(>たぶん確信犯)、あーやっぱり<カツマー商法>は良く出来ているビジネスフレームワークだなぁ、と改めて感心しきり。
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