『電子書籍で1000万円儲かる方法』(鈴木みそ、小沢高広:著)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ども、管理人です。
Kindleの年末年始セールで電子書籍を買い過ぎて、端末にはさらに積読本が貯まりました。しかも、それでいて場所を取らないのがなんとも。電子書籍、怖い。

さて、今回はそんな積読本の中から1冊ご紹介します。

マンガ家・鈴木みそさんとマンガ原作者・小沢高広さんの対談集『電子書籍で1000万円儲かる方法』です。

Kindle版が年末年始セールということで現在93%オフ(1,512円→100円)です(>おそらくここ1〜2日中にはセールが終了するので買うなら今のうち)。

内容(「BOOK」データベースより)
Kindleでのセルフパブリッシングで、1年間で1000万円儲けた鈴木みそ。Kindleのセルフパブリッシングに、日本人マンガ家として初めて着手したパイオニア・小沢高広。デジタル時代におけるクリエイターの新しい生き方を自ら体現する2人の“先進的”マンガ家が語りつくす、クリエイター目線からの「デジタルビジネス成功法」!!

結論から言うと、残念ながら「1000万円儲かる」具体的な方法はどこにも書かれていませんでした(笑)。それを期待した方はごめんなさい。

対談の両名はマンガの製作者ですから、その立場からマンガの描き方、売り方について言及しています。

本書前半ではアナログ(紙とペン)からデジタル(パソコン)への移行期に経験した苦労話や今後のマンガ創作のテクニックについて。

後半ではマンガが斜陽産業になっていく中、マンガ家がどのようにサバイブしていくべきかについて語られています。

我々のような純粋にマンガを読む(消費する?)読者としては、「今どきのマンガってこういう風に描かれているんだぁ」とか「マンガ家ってこんなに大変な職業なんだぁ」と業界の裏側がちょっと垣間見えて、ビジネス・ドキュメンタリーとしても読める興味深い内容だと思います。


で、ここからは手前味噌ではあるのですが……。

第4章「ネットで売れるマンガ家/クリエイターとなるために」の「売るための技術その3 適切なボリュームの設定」という項目で、以下の言及がありました。

鈴木 僕は、電子書籍の場合は薄くて安いほうが売れる可能性があると思う。もっと巻数を短く、一巻を5分割で100円ずつとかにしたほうが、ユーザー的には買いやすくなるんじゃないかな。実際は割高になったとしても。

小沢 岡田斗司夫さんが『ま、金ならあるし』で、それをやっていますね。電子書籍版は100円単位の切り売りをしてます。毎回巻末に、これに金を払うくらいだったら、クラウドシティに入れよって、宣伝を入れたりして。それはそれでアリだと思います。僕らとしては、まとまったコンテンツも作ってみたいんですけど、やっぱり現状ではバラ売りのほうが有利かもしれないですね。

例として挙げていただいた電子書籍は、実は管理人が制作・販売を担当させていただきました。

内容紹介
『週刊アスキー』(KADOKAWA刊)にて連載されていたコラム「ま、金ならあるし」(「岡田斗司夫の近未来日記」に改題)を、電子書籍として収録いたしました。
第1集では、第1回から第25回までを収録。以後、続巻を刊行予定です。

鈴木みそさんが言っているように、管理人も「薄くて安い方が売れる」という仮説を立て、著者の岡田先生に「このやり方でやらせて欲しい」と提案させていただきました。

ただ1冊100円ですから、アマゾンの手数料などを差し引くと売り上げでは1冊35円程度と微々たるもので「1000万円儲かる」には程遠いというのが実情です(苦笑)。

ですが、「紙書籍と電子書籍はマーケティング(売り方)が違う」という仮説が、鈴木みそさんや小沢高広さんにも認められた、というのは個人的にはとても嬉しい限りです。

他にも、電子書籍を制作・販売する際のヒントが本書にはたくさん書かれているので、これから電子書籍を作ってみたい、売ってみたいと考えている方は是非本書を参考されるのが良いかと思います。

スポンサーリンク
レクタリング広告(大)
レクタリング広告(大)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタリング広告(大)