勝間和代×『日経マネー』鈴木編集長トークショーへ行ってきた。

in 新宿・紀伊国屋ホール。
お題は『サラリーマンがお金持ちになる10の方法』。
といっても全然10個にまとまってない脱線しまくりなトークショーでしたが(苦笑)
取ったメモから簡単にダイジェストをお送りします。

・「断る力」を身につけスペシャリストになろう(断れないとコモディティになる)
・苦手なことは少しずつ”やらない”、得意なことは少しずつ”やる”
・”やる”、”やらない”を継続的に続けるのは「まねる力」が大事
・生産性の70%は外部要因なので、自分(たち)だけではどうしようもないこともよくあること
・だからいつでも転職や独立が出来るようなスキルを身に付けておくこと
・まずは3ヶ月~6ヶ月の生活費を貯める
・借金をしない=生活固定費を上げない。
・固定費を一度上げても、いつでも下げられる心構えでいること
・[住宅]
 住宅価格が右肩上がりの時代は買ってもよかったが、横ばいもしくは右肩下がりの現状では経済合理性に見合わない買い物。「賃貸、賃貸、また賃貸」。
・[車]
 レンタカーで済ませる
・[保険]
 掛け捨て/1年ものがベスト
・[洋服]
 「安物買いの銭失い」にならないこと。着る回数で考える(減価償却の考え方)
・[食費]
 レシートを取っておき、1ヶ月でどのくらい使っているか把握する
 良い食材を使って自分で作った方が結局安く上がる。外食や中食は加工賃、流通コストなどが上乗せされている。
・[金融投資]
 月収の10%、できれば15%。
・[自己投資]
 月収の10%、できれば15%。
 まずは英語、英語、また英語。
 資格は出口戦略をかならず持って(あくまで転職のきっかけ、もしくは社内出世のため)。
 ひとつの資格に対する勉強期間は3年まで。それで受からなければ「自分には合わない」と思ってきっぱり諦める。
【結論】
1.金持ちになる方法 = 「収入を増やす↑ and 支出を減らす↓」
  これを、出来ることからコツコツと、手間隙を惜しまず行うこと
2.勉強を、多角的に、マメに継続する

個人的には十中八九、同意見。
ただし、英語だけは見解相違。
勝間さんは「日本語の市場は1億2千万人、英語の市場は数十億人。市場が圧倒的に大きい英語の方が有利」と言っています。
ですが、日本人が相当英語を勉強しても、ネイティブ英語が使える華僑やインド人にはかなわないと思うし、彼らの方が圧倒的に人件費が安い。
むしろ「英語」の方がコモディティな市場であり、グローバルな「人的資本の安売り競争」の波に飲み込まれると私は考えてます。
仮に英語がそれなりに出来るようになるのに1万時間を必要とするならば、英語以外に1万時間を費やして、数百時間で取得できる技能を2つ、3つと複数身につけ、それらを組み合わせて、自分だけの「オリジナルでユニークな人的資本」で、人件費の高い日本の市場の中で生き残りを図った方が、トータルでは収入アップになるのでは?と考えています。
・・・と、自分が英語の勉強をしない言い訳にしているんですが(苦笑)。

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